花落ちる　知将・明智光秀

　花落ちる　知将・明智光秀

主君織田信長からその政治的・軍事的手腕を高く評価されていた明智光秀は、天下人を自認する信長の増長をひそかに憂えていた。意に添わぬ者たちに対してはおびただしい殺戮をくりかえし、古参の重臣さえも些細な理由で追放する信長。しかし諌言は受け入れられず、いつか光秀の心は信長から遠ざかっていく…。逆臣の汚名を覚悟で主君を弑逆した悲運の智将の内面に迫る長編小説。

花落ちる―智将明智光秀 (新潮文庫)
笹沢左保
新潮社 1989-09

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時代：1581年頃（天正九年）～1582年（天正十年）
著者：笹沢左保
出版：新潮文庫
発行：1989年9月

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■　上総介の評価　★★★☆☆
本能寺の変の首謀者、明智光秀。彼はなぜ信長に叛いたのか？その心の動きを描きます。
■　主人公
明智光秀（あけちみつひで）

■　脇役
明智秀満（あけちひでみつ）	細川藤孝（ほそかわふじたか）
細川忠興（ほそかわただおき）	＊名倉信清（なぐらのぶきよ）

■　登場する武将
織田信長（おだのぶなが）	織田信忠（おだのぶただ）
佐久間信盛（さくまのぶもり）	佐久間正勝（さくままさかつ）
林通勝（はやしみちかつ）	織田信澄（おだのぶずみ）
丹羽長秀（にわながひで）	織田信孝（おだのぶたか）
木曾義昌（きそよしまさ）	穴山梅雪（あなやまばいせつ）
長宗我部元親（ちょうそかべもとちか）	徳川家康（とくがわいえやす）
筒井順慶（つついじゅんけい）	羽柴秀吉（はしばひでよし）
＊明智次右衛門（あけちじうえもん）	藤田伝五（ふじたでんご）
斎藤利三（さいとうとしみつ）	溝尾勝兵衛（みぞおかつべえ）

■　その他の登場人物
津田宗及（つだそうぎゅう）	里村紹巴（さとむらしょうは）
＊麻衣（あさえ）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人