北條龍虎伝

410125043X 北條龍虎伝 (新潮文庫)
新潮社 2008-12-20

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北條家の惣領「氷龍」北條氏康、家中随一の猛将「焔虎」北條綱成。兄弟のように育ち、互いの魂魄同士で深く結び合った二人の漢に試練が襲う。父が辛苦の末に得た城を守るべきか、それとも僅か三千の兵で八万五千の大軍に包囲されている綱成を救うべきか。氏康の心は千々に乱れる…。


時代:1521年(大永元年)〜1545年(天文十四年)
著者:海道龍一朗
出版:新潮社
発行:2008年12月

単行本(タイトルは「後北條龍虎伝」)
後北條龍虎伝後北條龍虎伝

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 主人公は北条氏康。物語は河越城が八万五千の大軍に囲まれたという報が小田原にもたらされるところからはじまります。そして河越城代・北條綱成との出会いと北條氏綱の武蔵制圧戦へ舞台は移り、クライマックスは河越野戦へ。歴史青春小説といったところでしょうか。

 ■ 主人公
北條氏康(ほうじょううじやす)

 ■ 脇役
北條綱成(ほうじょうつなしげ)

 ■ 登場する武将
松田憲秀(まつだのりひで) 北條氏綱(ほうじょううじつな)
*大須賀太郎左衛門(おおすがたろうざえもん) *大須賀新六郎(おおすがしんろくろう)
塚原高幹(つかはらたかもと) 清水綱吉(しみずつなよし)
藤田綱高(ふじたつなたか) 遠山直景(とおやまなおかげ)
松田盛秀(まつだもりひで) 笠原信為(かさはらのぶため)
大道寺盛昌(だいどうじもりまさ) 遠山綱景(とおやまつなかげ)
清水定吉(しみずさだよし) 大藤金谷斎栄永(だいとうこんこくさいひでなが)
多目元興(ためもとおき)

 ■ その他の登場する人物
以天宗清(いてんそうせい) *重蔵(じゅうぞう)
*お珠(おたま) 風魔小太郎(ふうまこたろう)
寿桂尼(じゅけいに) 瑞葉姫(みずはひめ)
*大庭良能(おおばよしただ) 蝶姫(ちょうひめ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2007.10.3
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