賤ヶ岳七本槍 秀吉を支えた勇将たちの生涯

4569564739 賤ヶ岳七本槍―秀吉を支えた勇将たちの生涯
徳永 真一郎
PHP研究所 1992-06

by G-Tools

1583年、豊臣秀吉は、柴田勝家との天下分け目の賎ケ岳合戦で遂に勝利をおさめた。この合戦に功績のあった福島正則、加藤清正、脇坂安治ら七人の武将は、秀吉から等しく一番槍の感状と三千石の加増を与えられた。世に言う「賎ケ岳七本槍」である。―本書では、戦国時代の終息期のエリート武将である彼ら七勇士たちが、賎ケ岳合戦以後どんな生き方を選んだのかを、種々のエピソードを交え多面的に描く。異色の歴史小説、待望の文庫化。

以下、収録作品
賤ヶ岳合戦
福島左衛門大夫正則
片桐東市正且元
脇坂中務少輔安治
加藤左馬助嘉明
平野遠江守長泰
糟屋助右衛門武則
加藤肥後守清正


時代:1556年(弘治二年)〜1643年(寛永二十年)
著者:徳永真一郎
出版:PHP文庫
発行:1992年6月

以下の書店で購入できます。


Amazon.co.jp アソシエイト
賤ヶ岳七本槍
を買う


セブンアンドワイトップページ
賤ヶ岳七本槍
を買う



賤ヶ岳七本槍
を買う



賎ヶ岳七本槍
を買う



 ■ 上総介の評価

 賤ヶ岳七本槍についての解説とその後の7人の武将のたどった生涯を書いた本です。特に平野長泰と糟屋武則の生涯を書いていのは珍しい。加藤清正についてはかなりのページを割いて紹介してます。

賤ヶ岳合戦 1582年(天正十年)〜1593年(天正十一年) ★★☆☆☆
 ■ 主人公
羽柴秀吉(はしばひでよし)

 ■ 脇役
柴田勝家(しばたかついえ)

福島左衛門大夫正則 1561年(永禄四年)〜1624年(寛永元年) 
★★★☆☆
 ■ 主人公
福島正則(ふくしままさのり)

 ■ 脇役
徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 登場する武将
加藤清正(かとうきよまさ) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
黒田長政(くろだながまさ) 藤堂高虎(とうどうたかとら)
佐久間加右衛門(さくまかえもん) 井伊直政(いいなおまさ)
本多正純(ほんだまさずみ) 松田左近(まつださこん)
可児才蔵(かにさいぞう)

片桐東市正且元 1600年(慶長五年)〜1615年(慶長二十年) 
★★☆☆☆
 ■ 主人公
片桐且元(かたぎりかつもと)

 ■ 脇役
片桐貞昌(かたぎりさだまさ)

 ■ 登場する武将
徳川家康(とくがわいえやす) 速水守久(はやみもりひさ)

 ■ その他の登場する人物
淀殿(よどどの) *龍伯(りゅうはく)

脇坂中務少輔安治 1568年(永禄十一年)〜1626年(寛永三年) 
★★★☆☆
 ■ 主人公
脇坂安治(わきさかやすはる)

 ■ 脇役
豊臣秀吉(とよとみひでよし)

 ■ 登場する武将
赤井悪右衛門(あかいあくえもん) 織田信雄(おだのぶかつ)
滝川雄利(たきがわかつとし)

加藤左馬助嘉明 1563年(永禄六年)〜1643年(寛永二十年) 
★★★☆☆
 ■ 主人公
加藤嘉明(かとうよしあき)

 ■ 脇役
加藤明成(かとうあきしげ)

 ■ 登場する武将
藤堂高虎(とうどうたかとら) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
徳川秀忠(とくがわひでただ) 堀主水(ほりもんど)

平野遠江守長泰 1583年(天正十一年)〜1628年(寛永五年) 
★★★☆☆
 ■ 主人公
平野長泰(ひらのながやす)

 ■ 登場する武将
加藤嘉明(かとうよしあき)

糟屋助右衛門武則 1578年(天正六年)〜1600年(慶長五年) 
★★★★☆
 ■ 主人公
糟屋武則(かすやたけのり)

 ■ その他の登場する人物
*別所義親の妻(べっしょよしちかのつま)

加藤肥後守清正 1556年(弘治二年)〜1632年(寛永九年) ★★★★☆
 ■ 主人公
加藤清正(かとうきよまさ)

 ■ 脇役
豊臣秀吉(とよとみひでよし)

 ■ 登場する武将
蜂須賀正勝(はちすかまさかつ) 福島正則(ふくしままさのり)
庄林隼人(しょうりんはやと) 森本儀大夫(もりもとぎだゆう)
飯田覚兵衛(いいだかくべえ) 小西行長(こにしゆきなが)
浅野長政(あさのながまさ) 黒田如水(くろだじょすい)
徳川家康(とくがわいえやす) 本多正信(ほんだまさのぶ)
加藤忠広(かとうただひろ) 小早川秀秋(こばやかわひであき)

 ■ その他の登場する人物
伊都(いと) 淀殿(よどどの)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

2007.11.19
Copyright 2007 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke