淀君

子を成すことこそ女の戦さ！父母の仇・秀吉に抱かれた日から、男よりも権力を愛した女の数奇な運命
父母の仇、豊臣秀吉の側室となったお茶々。高貴の出である彼女には、その立場が我慢できない。子供が欲しい、男の子を産みさえすれば聚楽第の女主人になれると、神にすがるお茶々は、昔、自分を犯した下郎に思うままにされ男子を身ごもる。淀君と呼ばれ栄華を欲しいままにするお茶々だが……。歴史ロマン。

時代：1583年（天文十一年）～1600年（慶長五年）
著者：早乙女貢
出版：講談社文庫
発行：1999年12月

以下の書店で購入できます。

淀君 
を買う

淀君
を買う

淀君
を買う

淀君
を買う

■　上総介の評価　★★☆☆☆
淀君の視点から見た賤ヶ岳～関ヶ原までの豊臣秀吉を描いた作品です。かなり官能小説的な部分が多く、その描写もきわどい。早乙女氏はこんな感じの本が多いですね。上総介はあまりこういうのは好まないので評価が低いけど、好きな人にはおすすめ。
■　主人公
お茶々（ちゃちゃ）

■　脇役
豊臣秀吉（とよとみひでよし）

■　登場する武将
柴田勝家（しばたかついえ）	＊玄十郎（げんじゅうろう）
大野治長（おおのはるなが）	前田玄以（まえだげんい）
石田三成（いしだみつなり）	徳川家康（とくがわいえやす）
豊臣秀頼（とよとみひでより）

■　その他の登場人物
お市ノ方（おいちのかた）	お初（おはつ）
お江（おごう）	大蔵卿局（おおくらきょうのつぼね）
京極竜子（きょうごくたつこ）	北政所（きたのまんどころ）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人