柳生宗矩 徳川三代を支えた剣と智

4569573428 柳生宗矩―徳川三代を支えた剣と智 (PHP文庫)
大島 昌宏
PHP研究所 1999-12

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「柳生の剣は、殺人の剣ではなく和平の剣。一剣の理をもって天下の太平を目指すものなり」―家康、秀忠、家光の徳川三代にわたり、将軍家兵法指南役として仕えた柳生宗矩。無刀取りなど、柳生新陰流の祖である父柳生石舟斎も達しえなかったの剣の奥義を窮めながら、将軍家の陰の参謀として幕府創成に一身をささげた。その波瀾の生涯を著者独自の視点で描き出した歴史長篇。


時代:1594年(文禄三年)〜1646年(正保三年)
著者:大島昌宏
出版:PHP文庫
発行1999年12月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 柳生宗矩の徳川家康仕官からの一生を描いた本。家康・秀忠・家光の三代に仕え、大名にまで上り詰めた経緯がわかります。基本的にダーティーなイメージや行動で描かれがちな彼を、そのような印象を与えない人物像を作り出していて、面白かったです。

 ■ 主人公
柳生宗矩(やぎゅうむねのり)

 ■ 脇役
徳川秀忠(とくがわひでただ) 徳川家光(とくがわいえみつ)

 ■ 登場する武将
黒田長政(くろだながまさ) 柳生石舟斎(やぎゅうせきしゅうさい)
徳川家康(とくがわいえやす) *村田弥之助(むらたやのすけ)
小野忠明(おのただあき) 大久保彦左衛門(おおくぼひこざえもん)
*奥原政信(おくはらまさのぶ) 坂崎出羽守(さかざきでわのかみ)
柳生十兵衛(やぎゅうじゅうべえ) 柳生友矩(やぎゅうとものり)
荒木又右衛門(あらきまたえもん)

 ■ その他の登場人物
沢庵(たくあん) 春桃御前(しゅんとうごぜん)
春日局(かすがのつぼね) りん

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2010.06.04

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