信玄戦旗

　信玄戦旗

信玄戦旗 (角川文庫)
松本清張
角川書店 1989-11

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戦国乱世のただ中に、天下制覇を目指した名将武田信玄。その初陣から無念の死まで、波乱激動の生涯をたどる迫真の長編小説である。大国の当主同士が一騎打ちを演じた唯一の合戦として名高い川中島の戦い、軍師山本勘助の巧妙な活躍ぶりなど、歴史の転換点、名場面の仕組みを周到な時代考察をふまえて、鮮やかに描いていく。虚々実々のかけ引き、壮大な勇気、そして決断のあり様などに魅きこまれるうちに、今を生きる私たちの処世や対企業組織の活路が見えてくる。巨匠による、異彩をはなつ歴史読物、待望の文庫化。

時代：1536年（天文五年）～1573年（元亀四年）
著者：松本清張
出版：角川文庫
発行：1989年11月

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■　上総介の評価　★★★☆☆
武田信玄の生涯を書いた小説。かなり古い作品ですが、さすがに松本清張さんの時代考察は今でもかなり通用するもの。比較的にすんなりと読めるお勧めの１冊です。
■　主人公
武田信玄（たけだしんげん）

■　脇役
上杉謙信（うえすぎけんしん）	徳川家康（とくがわいえやす）

■　登場する武将
武田信虎（たけだのぶとら）	板垣信方（いたがきのぶかた）
平賀源心（ひらがげんしん）	今川義元（いまがわよしもと）
諏訪頼重（すわよりしげ）	諏訪頼継（すわよりつぐ）
山本勘助（やまもとかんすけ）	織田信長（おだのぶなが）
武田義信（たけだよしのぶ）	飯富兵部（おぶひょうぶ）
馬場信春（ばばのぶはる）	山県昌景（やまがたまさかげ）
今川氏真（いまがわうじざね）	北条氏康（ほうじょううじやす）
織田信長（おだのぶなが）	本多忠勝（ほんだただかつ）
武田勝頼（たけだかつより）

■　その他の登場する人物
＊百合（ゆり）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人