さくらの城

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信原 潤一郎
光文社 2006-02-09

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弘治三年、信長と尾張の豪族の娘・吉乃の間に奇妙(信忠)が生まれた。奇妙十一歳の時、信玄の娘・松姫と婚約が成立する。戦国の世の習いで、政略婚と知りながら会見した二人は、即座に相惹かれあった。だが、三方原の合戦で信長が家康を扶けたために、織田と武田は絶縁。さらに信玄の死で、愛し合う二人は…。著者が渾身の筆致で書き下ろす、戦国悲恋物語。


時代:1555年(弘治元年)〜1582年(天正十年)
著者:信原潤一郎
出版:光文社文庫
発行:2006年2月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 織田信忠と武田松姫の恋愛物語。著者いわく、戦国版「世界の中心で愛を叫ぶ」ということです。著者は若いときに三島由紀夫と会って、信忠と松姫の恋の実話をなんとか劇にできないかと言われたことが耳底に残り、小説として実現させたということです。

 ■ 主人公
織田信忠(おだのぶただ) 松姫(まつひめ)

 ■ 脇役
織田信長(おだのぶなが)

 ■ 登場する武将
生駒家長(いこまいえなが) *杣川甚七郎(そまかわじんしちろう)
織田信雄(おだのぶかつ) 滝川一益(たきがわかずます)
武田信玄(たけだしんげん) 仁科盛信(にしなもりのぶ)
武田信豊(たけだのぶとよ) 松永久秀(まつながひさひで)
川尻秀隆(かわじりひでたか) 秋山信友(あきやまのぶとも)
小笠原信嶺(おがさわらのぶみね) 織田勝長(おだかつなが)

 ■ その他の登場する人物
吉乃(きつの) 諏訪春芳軒(すわしゅんぽうけん)
*萱野(かやの) 近衛前久(このえさきひさ)
近衛信基(このえのぶもと) 菊姫(きくひめ)
津弥(つや) *鹿七(しかしち)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2007.7.5
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