武蔵 兵法革命家の生き方

武蔵―兵法革命家の生き方
武蔵童門 冬二

日本放送出版協会 2002-10
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時代に「遅れて来た武士」宮本武蔵。徳川の世になり、剣技は無用の長物になりつつあった。何をもって武蔵は生涯を兵法家として生きる指針としたのか。柳生宗矩が沢庵禅師と創始した「剣禅一如」を超えて「剣美一如」を目指す武蔵の心の在り処を探る本格歴史推理。


時代:1582年(天正十年)〜1645年(正保二年)
著者:童門冬二
出版:日本放送出版協会
発行:2002年10月


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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 宮本武蔵が生きた戦国末期から徳川幕府の時代。この環境変化が激しかった時代で、彼はどのような考えで行動したのかを童門さんが推理します。生涯戦った相手は似非兵法者で、優れた兵法者とたち合わなかったのはなぜか。そして三十代から四十代まで、史実がなく空白期間となっているときの武蔵の変化を、徳川家の秩序確立という時代背景から推理しているのは興味深いところでした。

 ■ 主人公
宮本武蔵(みやもとむさし)


 ■ 登場する武将
平田無二(ひらたむに) 織田信長(おだのぶなが)
豊臣秀吉(とよとみひでよし) 徳川家康(とくがわいえやす)
柳生宗矩(やぎゅうむねのり) 石田三成(いしだみつなり)
黒田如水(くろだじょすい) 黒田長政(くろだながまさ)
細川忠興(ほそかわただおき) 小笠原忠真(おがさわらただざね)
宮本造酒之助(みやもとみきのすけ) 宮本伊織(みやもといおり)
宮本与右衛門(みやもとよえもん)

 ■ その他の登場人物
林羅山(はやしらざん) 沢庵(たくあん)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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