名将　佐竹義宣

　名将　佐竹義宣

名将佐竹義宣 (角川文庫)
角川グループパブリッシング 2009-05-23

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北の伊達、南の北条とつばぜり合いを演じてきた弱小戦国大名・佐竹義宣は、豊臣秀吉の小田原攻めに馳せ参じ、将来を秀吉に賭けた。石田三成の支持を得て一躍常陸の大大名にのし上がった義宣に、隣国の徳川家康は挟撃を警戒、しきりに誼みを通じようと接近を図る。豊臣政権の存続こそが佐竹の安泰と見る義宣は、三成、上杉景勝の家老・直江兼続と盟約を結ぶが…。「関ヶ原」の運命を握った男が最後に選んだ生き残りの戦略。

時代：1590年（天正十八年）～1600年（慶長五年）
著者：南原幹雄
出版：角川文庫
発行2009年5月

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■　上総介の評価　★★★★☆
常陸の武将・佐竹義宣の本。関ヶ原の戦いで、最後まで東西どちらにつくか迷って、最後まで決断がつかなかった武将という評価が一般的ですが、この本では、義を貫いた名将として描かれています。なかなかカッコイイですよ。
■　主人公
佐竹義宣（さたけよしのぶ）

■　脇役
東義久（ひがしよしひさ）

■　登場する武将
＊袋田小弥太（ふくろだこやた）	石田三成（いしだみつなり）
豊臣秀吉（とよとみひでよし）	嶋左近（しまさこん）
石塚義辰（いしづかよしとき）	北義憲（きたよしのり）
佐竹義重（さたけよししげ）	徳川家康（とくがわいえやす）
直江兼続（なおえかねつぐ）	南義種（みなみよしたね）
上杉景勝（うえすぎかげかつ）	浅野長政（あさのながまさ）
井伊直政（いいなおまさ）	和田昭為（わだあきため）
小貫頼久（おぬきよりひさ）	前田利家（まえだとしいえ）
小西行長（こにしゆきなが）	宇喜多秀家（うきたひでいえ）
増田長盛（ましだながもり）	＊高根羽左衛門（たかねはざえもん）
戸沢政盛（とざわまさもり）	古田織部正（ふるたおりべのしょう）
榊原康政（さかきばらやすまさ）

■　その他の登場する人物
＊おふじ	＊常念坊（じょうねんぼう）
＊勝雲坊（しょううんぼう）	那須御台（なすみだい）
＊お雪（おゆき）	＊治兵衛（じへえ）
＊大島高之助（おおしまたかのすけ）	＊助左衛門（すけざえもん）
＊常吉（つねきち）	＊仁兵衛（にへえ）
＊猪助（いすけ）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人