十兵衛両断

4101210411 十兵衛両断
荒山 徹
新潮社 2005-09

by G-Tools

十兵衛、三度死す―徳川家光の治世、兵法師範役・大和柳生家を朝鮮から到来した陰謀が襲う。韓人の呪術に陥れられ、強靱な肉体を失った一代の麒麟児。復讐の鬼と化した十兵衛は、流浪の末にもう一つの新陰流に遭遇する。太閤秀吉、さらには二代将軍の命さえ狙ってきた韓人たちとの間に、柳生一族は如何なる因縁を秘していたか。戦国の世からつづく怨念に、死闘が終止符を打つ。


時代:1592年(文禄元年)〜1656年(明暦二年)
著者:荒山徹
出版:新潮文庫
発行:2005年9月

以下の書店で購入できます。


Amazon.co.jp アソシエイト
十兵衛両断
を買う


セブンアンドワイトップページ
十兵衛両断
を買う



十兵衛両断
を買う



十兵衛両断
を買う



 ■ 上総介の評価

 柳生石舟斎、宗矩、十兵衛の三代が主人公となる短編五編が収められた伝奇小説。それぞれ時代が前後したりするが、見事につながった連作集となっている。歴史の狭間を伝奇的につなげて驚愕の小説に仕上げている。

十兵衛両断 1627年(寛永四年)〜1638(寛永十五年) ★★★★★
 ■ 主人公
柳生十兵衛(やぎゅうじゅうべえ)

 ■ 脇役
柳生宗矩(やぎゅうむねのり) *柳三厳(ゆさんおむ)

 ■ 登場する武将
佐野主馬(さのしゅめ) 鍋島元茂(なべしまもとしげ)
柳生友矩(やぎゅうとものり) 徳川家光(とくがわいえみつ)

 ■ その他の登場する人物
*孫文ケ(そんむんうく) *筧柴風庵(かけいさいふうあん)

柳生外道剣 1605年(慶長十年)〜1604年(慶長十一年) ★★★☆☆
 ■ 主人公
柳生石舟斎(やぎゅうせきしゅうさい)

 ■ 脇役
柳生宗矩(やぎゅうむねのり)

 ■ 登場する武将
柳生兵庫助(やぎゅうひょうごのすけ) *九頭鷹之祐(くずたかのすけ)
疋田文五郎(ひきたぶんごろう)

 ■ その他の登場する人物
*孫文ケ(そんむんうく) 黄允吉(ほあんゆんぎる)
松雲大師(そんうんだいし)

陰陽師・坂崎出羽守 1592年(文禄元年)〜1616年(元和二年)
 
★★★★☆
 ■ 主人公
柳生宗矩(やぎゅうむねのり)

 ■ 脇役
坂崎出羽守(さかざきでわのかみ)

 ■ 登場する武将
宇喜多秀家(うきたひでいえ) 石田三成(いしだみつなり)
*深町剛之進(ふかまちごうのしん) *仙堂豹馬(せんどうひょうま)
木村助九郎(きむらすけくろう) 土井利勝(どいとしかつ)
松下弦八郎(まつしたげんぱちろう) *吹雪隼人介(ふぶきはやとのすけ)
柳生十兵衛(やぎゅうじゅうべえ) 柳生宗冬(やぎゅうむねふゆ)
柳生友景(やぎゅうともかげ)

太閤呪殺陣 1596年(文禄五年) ★★★★☆
 ■ 主人公
柳生純厳(やぎゅうすみよし)

 ■ 脇役
柳生石舟斎(やぎゅうせきしゅうさい) 柳生友景(やぎゅうともかげ)

 ■ 登場する武将
*安村親兵衛(やすむらしんべえ) 柳生厳勝(やぎゅうよしかつ)

 ■ その他の登場する人物
柳成龍(ゆそんによん) *羅儀衛(なういうい)
*杏姫(へんひ)

剣法正宗溯源 1655年(明暦元年年)〜1656年(明暦二年) ★★★★★
 ■ 主人公
柳生六丸(やぎゅうろくまる)

 ■ 脇役
*柳四厳(ゆさおむ)

 ■ 登場する武将
柳生宗冬(やぎゅうむねふゆ) 酒井忠清(さかいただきよ)
松平信綱(まつだいらのぶつな)

 ■ その他の登場する人物
林羅山(はやしらざん) 林春信(はやしはるのぶ)
林春勝(はやしはるかつ) *趙?(ちよひよん)
*金鍾鳳(きむぢよんぼん)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

with Ajax Amazon

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

2007.3.26
Copyright 2007 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke