一本槍疾風録 戦国の豪将・後藤又兵衛

4396323816 一本槍疾風録―戦国の豪将・後藤又兵衛 (ノン・ポシェット)
麻倉 一矢
祥伝社 1994-06

by G-Tools

慶長十九年(一六一四)、大坂城へ向かう異形の老人の姿があった。万石の禄と家臣を捨てても、ついに捨てきれなかった甲胄を背負い、赤柄の槍を携えていた。関ケ原の合戦で〈槍の又兵衛〉と勇名を馳せた後藤又兵衛その人だった。世に言う大坂冬・夏の陣を目前に、又兵衛の入城に豊臣方は雀躍した…。自らの信念を貫くため、河原乞食まで身を落とした又兵衛一代記。


時代:1580年(天正八年)〜1615年(元和元年)
著者:麻倉一矢
出版:祥伝社ノンポシェット
発行:1994年6月

以下の書店で購入できます。


Amazon.co.jp アソシエイト
一本槍疾風録
を買う


セブンアンドワイトップページ
一本槍疾風録
を買う



一本槍疾風録
を買う



一本槍疾風録
を買う




 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 物語は大阪夏の陣の戦場から始まる後藤又兵衛の一代記。若い家臣にせがまれて、己の一生を語っていくという物語構成です。黒田家を出奔して最終的には乞食まで身を落としたが、骨の髄まで武士であることを思い知り、己の本分を貫くために死んだ豪将として描かれています。

 ■ 主人公
後藤又兵衛(ごとうまたべえ)

 ■ 脇役
黒田長政(くろだながまさ) 出雲阿国(いずものおくに)

 ■ 登場する武将
*長澤九郎兵衛(ながさわくろべえ) 黒田孝高(くろだよしたか)
豊臣秀吉(とよとみひでよし) *村瀬九郎左(むらせくろうざ)
細川忠興(ほそかわただおき) 福島正則(ふくしままさのり)
池田輝政(いけだてるまさ) 宮本武蔵(みやもとむさし)
*古田九郎八(ふるたくろはち) 名古屋山三郎(なごやさんざぶろう)
松平忠輝(まつだいらただてる) 古田織部(ふるたおりべ)
木村長門守(きむらながとのかみ) 真田幸村(さなだゆきむら)

 ■ その他の登場する人物
*市助(いちすけ) *烏(からす)
本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

with Ajax Amazon

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

2008.2.4
Copyright 2002-2008 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke