悲将　石田三成

　悲将　石田三成

悲将石田三成 (徳間文庫)
徳間書店 2009-08-07

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石田三成は、闘わぬ男だったのか?最前線に立つよりも後方支援や官僚政治で活躍し、武断派から毛嫌いされたとする姿は真実なのか?否!三成とて熱き血潮流れる青年武将だった。義に篤く忠を重んじ、豊臣秀吉の恩顧に報いるため死をも厭わなかった熱き男。いざ、徳川家康を追い詰め、関ヶ原を血に染めよ!若き日の闘う武将・石田三成像を描く。

時代：1573年（天正元年）～1600年（慶長五年）
著者：加野厚志
出版：徳間文庫
発行2009年8月

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■　上総介の評価　★★☆☆☆
石田三成の生涯をまとめた本。かなり速い展開で、はしょっている部分と詳しい部分があります。特に、三成の行動や周りの武将の行動などの解釈が一般的でなく、そういう解釈もあるかと肯定的に読みましたが、読み終わってみると史実の間違いなどが多かったです。
■　主人公
石田三成（いしだみつなり）

■　脇役
豊臣秀吉（とよとみひでよし）	＊渡辺甚平（わたなべじんべい）

■　登場する武将
織田信長（おだのぶなが）	竹中半兵衛（たけなかはんべえ）
黒田官兵衛（くろだかんべえ）	宇喜多秀家（うきたひでいえ）
丹羽長秀（にわながひで）	柴田勝家（しばたかついえ）
大谷吉継（おおたによしつぐ）	徳川家康（とくがわいえやす）
小西行長（こにしゆきなが）	島津義弘（しまづよしひろ）
加藤清正（かとうきよまさ）	福島正則（ふくしままさのり）
島左近（しまさこん）

■　その他の登場人物
沢庵（たくあん）	春屋宗園（しゅんおくそうえん）
淀殿（よどどの）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人