火の縄

　火の縄

火の縄 (講談社文庫)
松本清張
講談社 2001-02

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鉄砲にかけては百発百中の名手稲富治介は風采のあがらない無骨者のため細川忠興・ガラシア夫妻にうとまれ出陣の機会も与えられず不愚の一生を終えた。戦乱の時代の非情を描く長編時代小説。

時代：1580年（天正八年）～1611年（慶長十六年）
著者：松本清張
出版：講談社文庫
発行：2001年2月

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■　上総介の評価　★★★☆☆
とてもマイナーな武将？と言えるのかわかりませんが、細川家の鉄砲名人・稲富直家の物語です。細川家の忠興やガラシャがとてもいやなタイプに描かれてます。
■　主人公
稲富治介（いなどめじすけ）

■　脇役
細川藤孝（ほそかわふじたか）	細川忠興（ほそかわただおき）

■　登場する武将
明智光秀（あけちみつひで）	一色義有（いっしきよしあり）
米田監物（こめだけんもつ）	日置主殿介（へきとのものすけ）
米田宗堅（こめだそうけん）	＊小森万作（こもりまんさく）
沢村才八（さわむらさいはち）	＊田中三郎兵衛（たなかさぶろうべえ）
羽柴秀吉（はしばひでよし）	徳川家康（とくがわいえやす）

■　その他の登場人物
伊与（いよ）	細川ガラシャ（ほそかわがらしゃ）
＊小百合（さゆり）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人