浅井長政の決断 賢愚の岐路

4041306663 浅井長政の決断―賢愚の岐路 (角川文庫)
笹沢 左保
角川書店 1990-10

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天文14年(1545)、近江の戦国大名・浅井亮政は、死の床で“竜の夢”を見続けていた。その霊夢を受け継いだ側近の膳鬼は、亮政の死の3年後に誕生した孫・長政こそ竜の化身であると信じて疑わなかった―。祖父の遺訓と義兄・信長への忠誠との板挟みに苦悩し、ついに信長に叛旗を翻した戦国武将・浅井長政の謀叛決断に至る心の軌跡と、滅びの美学を描く長編歴史小説。


時代:1541年(天文十年)〜1573年(天正元年)
著者:笹沢左保
出版:角川文庫
発行:1990年10月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 浅井長政の生涯を、祖父・亮政の代から仕える膳鬼を軸に構成した作品。長政と信長のそれぞれに対する思いのすれ違いが、浅井家の滅亡につながっていく様を描いています。「朝倉の報恩、浅井の滅亡をもって報われ候」という長政苦渋の思いが印象的でした。

 ■ 主人公
浅井長政(あざいながまさ)

 ■ 脇役
*膳鬼(ぜんき)

 ■ 登場する武将
浅井亮政(あざいすけまさ) 浅井久政(あざいひさまさ)
百々隠岐守(どどおきのかみ) 赤尾清綱(あかおきよつな)
磯野員昌(いそのかずまさ) 丁野若狭守(ようのわかさのかみ)
海北善右衛門(かいほうぜんえもん) 雨森弥兵衛(あめのもりやへえ)
織田信長(おだのぶなが) 遠藤喜右衛門(えんどうきえもん)
足利義昭(あしかがよしあき) 朝倉義景(あさくらよしかげ)
徳川家康(とくがわいえやす) 朝倉景健(あさくらかげたけ)
武田信玄(たけだしんげん)

 ■ その他の登場する人物
お市(おいち)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2008.4.22
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