新史太閤記

　新史太閤記

新史太閤記 (上巻)
司馬遼太郎
新潮社 1973-05

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新史太閤記 (下巻)
司馬遼太郎
新潮社 1973-05

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機に乗じては縦横に智略を働かせ、生れながらの猿面を人間的魅力に転じて主君・織田信長の心を掴む―。奇想天外の戦術を展開して戦国の世を駆け、日本の近世を切り開いた豊臣秀吉。乱世の英雄を現代に甦らせて、日本人の夢とロマンを描く傑作。

時代：?～1586年（天正十四年）
著者：司馬遼太郎
出版：新潮文庫
発行：1973年5月

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■　上総介の評価　★★★★☆
司馬遼太郎版の太閤記。猿面の渇喰が、あきないから事をはじめて世に出て行くさまを描いている。あえて一生までは書かず、家康の上洛までで完結させているところが心憎い。
■　主人公
豊臣秀吉（とよとみひでよし）

■　脇役
織田信長（おだのぶなが）	柴田勝家（しばたかついえ）
徳川家康（とくがわいえやす）

■　登場する武将
蜂須賀小六（はちすかころく）	松下嘉兵衛（まつしたかへえ）
＊河村治左衛門（かわむらじざえもん）	浅野又右衛門（あさのまたえもん）
大沢治郎左衛門（おおさわじろうざえもん）	竹中半兵衛（たけなかはんべえ）
斎藤飛騨（さいとうひだ）	安藤伊賀守（あんどういがのかみ）
稲葉貞通（いなばさだみち）	斎藤龍興（さいとうたつおき）
堀尾茂助（ほりおもすけ）	豊臣秀長（よよとみひでなが）
浅野長政（あさのながまさ）	武田信玄（たけだしんげん）
前田利家（まえだとしいえ）	足利義昭（あしかがよしあき）
上野中務少輔（うえのなかつかさしょうゆう）	宮部善祥坊（みやべぜんしょうぼう）
京極高吉（きょうごくたかよし）	京極高藤（きょうごくたかふじ）
丹羽長秀（にわながひで）	黒田官兵衛（くろだかんべえ）
石田佐吉（いしださきち）	荒木村重（あらきむらしげ）
小寺政職（おでらまさもと）	山名禅高（やまなぜんこう）
亀井新十郎（かめいしんじゅうろう）	吉川経家（きっかわつねいえ）
菅屋長頼（すがやながより）	小早川隆景（こばやかわたかかげ）
清水宗治（しみずむねはる）	安国寺恵瓊（あんこくじえけい）
堀秀政（ほりひでまさ）	中村孫平次（なかむらまごへいじ）
中川瀬兵衛（なかがわせべえ）	古田左助（ふるたさすけ）
明智光秀（あけちみつひで）	織田信孝（おだのぶたか）
滝川一益（たきがわかずます）	金森長近（かなまもりちょうこん）
大谷紀之助（おおたにきのすけ）	柴田勝豊（しばたかつとよ）
佐久間盛政（さくまもりまさ）	山路将監（やまじしょうげん）
木村重茲（きむらしげこれ）	蜂須賀家政（はちすかいえまさ）
佐々成政（さっさなりまさ）	織田信雄（おだのぶかつ）
高山右近（たかやまうこん）	池田勝入斎（いけだしょうにゅうさい）

■　その他の登場人物
＊百阿弥陀仏（ひゃくあみだぶつ）	＊仁王（におう）
＊定漢（じょうかん）	＊小聖（こひじり）
＊薬王子（やこうじ）	＊お菊（おきく）
寧々（ねね）	＊もよ
南殿（みなみどの）	お松（おまつ）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人