鉄砲三国志　大阪の陣外伝 鉄砲三国志―大坂の陣外伝 南原 幹雄 角川書店 2004-11 売り上げランキング : 276,584 Amazonで詳しく見るby G-Tools 国友、堺とともに、三大鉄砲鍛冶と称された近江・日野は、技術開発が遅れ、存亡の危機にあった。関ヶ原では唯一大谷刑部だけが採用、期待された徳川家康の採るところとはならず、衝撃が走る。起死回生を期して、若き日野鍛冶・和田重友は、新製法入手のため堺に潜入、これを阻もうと国友は刺客を放った。しかし、後藤又兵衛、真田幸村との出会いが、日野鉄砲の運命を変えようとしていた。もう一つの大坂の陣を描く力作長編。 時代：1599年（慶長四年）〜1615年（慶長二十年） 著者：南原幹雄 出版：角川文庫 発行：2004年11月 以下の書店で購入できます。 鉄砲三国志 を買う 鉄砲三国志 を買う 鉄砲三国志  を買う 鉄砲三国志 を買う 　■　上総介の評価　★★★★☆ 　蒲生氏郷が育てた日野鉄砲鍛治は国友や堺に遅れを取った技術を取り戻すために、若き鉄砲鍛治・和田重友を秘伝の鉄砲製法を盗み取るために堺に潜入させた。そしてその後の国友との水面下での争い。これらのストーリーを関ヶ原から大阪の陣にかけての戦国の世を背景に繰り広げる。彼ら日野鉄砲鍛治を通して見る大阪の陣、後藤又兵衛と真田幸村の活躍をダイナミックに描いており、すごく面白いです。 　■　主人公 ＊和田重友（わだしげとも） 　■　脇役 後藤又兵衛（ごとうまたべえ） 真田幸村（さなだゆきむら） 　■　登場する武将 ＊伊吹帯刀（いぶきたてわき） 徳川家康（とくがわいえやす） 堀丹後守（ほりたんごのかみ） 福島正則（ふくしままさのり） 浅野幸長（あさのよしなが） ＊浅野綱久（あさのつなひさ） 前田利長（まえだとしなが） 織田頼長（おだよりなが） 高山右近（たかやまうこん） 本多正純（ほんだまさずみ） 　■　その他の登場人物 ＊仙吉（せんきち） ＊西田千右衛門（にしだせんえもん） 和田治太夫勝正（わだじだゆうかつまさ） ＊町田佐吉（まちださきち） ＊和田太一郎（わだたいちろう） ＊庄平（しょうへい） ＊ゆき乃（ゆきの） ＊市兵衛（いちべえ） ＊銀次（ぎんじ） ＊池内左兵馬（いけうちさひょうま） ＊宇助（うすけ） ＊市五郎（いちごろう） ＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2006.05.09
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