鉄砲無頼伝 1543年、鉄砲伝来。紀州根来の津田監物は種子島領主、時堯より譲り受けた鉄砲を量産するとともに日本最初の鉄砲集団を形成した。その数三千、精鋭たちの弾丸は、轟音とともに他を凌駕する。機を見るに敏、主をかえ、金銀財宝をほしいままにしつつ、凄絶な戦いの日々を生きた傭兵たち。群雄割拠の乱世に圧倒的な軍事力を持ちつつ、天下統一の野心よりも思いのままに生きることを選んだ男たちの自由奔放な生きざまを描く渾身の歴史小説。 時代：1543年（天文十二年）〜1559年（永禄二年） 著者：津本陽 出版：角川文庫 発行：2000年2月 単行本はこちら 鉄砲無頼記 以下の書店で購入できます。 鉄砲無頼伝 を買う 鉄砲無頼伝 を買う 鉄砲無頼伝 を買う 　■　上総介の評価　★★★★★ 　種子島に鉄砲伝来後、いち早く鉄砲を譲り受け、根来で量産した津田監物の半生。根来鉄砲隊を組織して、利のある大名に付いて戦う自由気ままな生き方に好感。戦術に長けた監物の采配する戦闘シーンは痛快です。続編が出ていますのでそちらも近く読みたいと思ってます。 　■　主人公 津田監物（つだけんもつ） 　■　脇役 ＊おきた 　■　登場する武将 西村織部丞（にしむらおりべのじょう） 種子嶋時堯（たねがしまときたか） 足利義輝（あしかがよしてる） 細川晴元（ほそかわはるもと） 松永長頼（まつながながより） 三好長慶（みよしながよし） 松永久秀（まつながひさひで） 畠山高政（はたけやまたかまさ） 安見直政（やすみなおまさ） 　■　その他の登場人物 杉ノ坊覚明（すぎのぼうかくみょう） 芝辻清右衛門（しばつじせいえもん） ＊小みっちゃ（こみっちゃ） ＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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