宮本武蔵

　宮本武蔵

宮本武蔵 (朝日文庫)
司馬遼太郎
朝日新聞社 1999-10

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生涯に試合うこと六十余度、勝利を得ざることなし―剣の道を極め、「兵法者」の頂点に立ちながらも、「軍学者」としての仕官を求めて果たし得なかった稀代の剣客・武蔵。その自負と屈託を、「天才が往々にして持ついやらしさ」を見据えつつ、鮮やかに描き出す。

時代：1600年（慶長五年）～1640年（寛永十七年）
著者：司馬遼太郎
出版：朝日文庫
発行：1999年11月

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■　上総介の評価　★★★★☆
かなりいやらしい性格で武蔵が描かれています。司馬遼太郎の世界の武蔵が簡単に読めます。大河ドラマ見る前にこんな武蔵像もあることを理解するのもいいでしょう。現在ではかなり美化されている武蔵ですが、この作品の方が真実に近いのかもしれません。
■　主人公
宮本武蔵（みやもとむさし）

■　脇役
佐佐木小次郎（ささきこじろう）

■　登場する武将
新免伊賀守（しんめんいがのかみ）	吉岡直綱（よしおかなおつな）
宝蔵院胤栄（ほうぞういんいんえい）	奥蔵院道栄（おくぞういんどうえい）
夢想権之助（むそうごんのすけ）	長岡康之（ながおかやすゆき）
内海孫兵衛（うつみまごべえ）	長岡興長（ながおかおきなが）
三宅軍兵衛（みやけぐんべえ）	北条氏長（ほうじょううじなが）
徳川義直（とくがわよしなお）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人