密謀

4620105643 密謀
藤沢 周平
毎日新聞社 1997-03

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戦国の世を勝ち残った群雄たちの野望が錯綜する関ヶ原前夜。謙信以来の強兵を擁する上杉家はなぜ、反転西進する家康を追撃しなかったのか。景勝と兼続主従の苦悩の選択。直江兼続を描く最高作。


時代:1584年(天正十二年)〜1600年(慶長五年)
著者:藤沢周平
出版:朝日新聞社
発行:1997年3月

文庫本
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 ■ 上総介の評価 ★★★★★

 故・藤沢周平氏が関ヶ原の戦いを直江兼続の目から描いた傑作。兄弟のような景勝と兼続主従が謙信の家・上杉家に恥じない独自の道を歩もうとするが、三成の挙兵によって反転する東軍を追撃するか否かで主従に亀裂が。。。兼続の情報網として活躍する与板の草の活躍も見逃せない。

 ■ 主人公
直江兼続(なおえかねつぐ)

 ■ 脇役
上杉景勝(うえすぎかげかつ) 石田三成(いしだみつなり)
*小曾木の喜六(こそぎのきろく)

 ■ 登場する武将
本庄繁長(ほんじょうしげなが) *牧静四郎(まきせいしろう)
木村清久(きむらきよひさ) 前田利家(まえだとしいえ)
大谷吉継(おおたによしつぐ) 上条政繁(じょうじょうまさしげ)
河田長親(かわだながちか) 千坂景親(ちさかかげちか)
豊臣秀吉(とよとみひでよし) 神後宗治(じんごむねはる)
服部藤次兵衛(はっとりとうじべえ) 色部長真(いろべながざね)
新発田重家(しばたしげいえ) 徳川家康(とくがわいえやす)
毛利輝元(もうりてるもと) 宇喜多秀家(うきたひでいえ)
本多正信(ほんだまさのぶ) 安国寺恵瓊(あんこくじえけい)
佐竹義宣(さたけよしのぶ) 井伊直政(いいなおまさ)
伊奈図書(いなずしょ) 河村長門(かわむらながと)
本多忠勝(ほんだただかつ) 村越直吉(むらこしなおよし)

 ■ その他の登場人物
*弥惣(やぞう) *徳平(とくべい)
*松蔵(まつぞう) *もと
*小助(こすけ) *与惣次(よそうじ)
*お船(おふね) *うね
*野見宗千代(のみそうちよ) 承兌(しょうたい)
*又八(またはち)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2005.10.18
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