闘将福島正則 太閤記外伝

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“秀吉天下取り”の一番槍。秀吉子飼いの桶屋の悴は、己の槍で50万石の大名となり関ケ原では東軍の先鋒を務めて家康にも可愛がられた…。二人の英雄に愛された男の魅力を描く歴史長編。侍になる夢を抱き続け、福島市兵衛の養子に入った桶屋の息子・市松の人生は木下藤吉郎に仕えたことで大きく転回した…世渡りが上手いわけではない。頭の回転が速いわけでもない。ただ、愚直なまでの勇猛さと、誇りの高さと己の腕で、激動の時代を生き抜いたのである。





時代:1573年(天正元年)〜1624年(寛永元年)
著者:高橋和島
出版:PHP研究所
発行:1996年2月


文庫版
福島正則 秀吉天下取りの一番槍

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 ■ 上総介の評価 ★★☆☆☆

 読んだ感想は従来の福島正則の印象(武功のみ目指す猪武者で頭が弱い)とはかけ離れた印象です。逆に加藤清正が猪武者として書かれています。終始一貫して物静かで冷静な人物像で描かれた福島正則。ちと物足りなかった。おまけに史実が間違ってるし。(関ケ原で小早川隆景が生きている:単行本)

 ■ 主人公
福島正則(ふくしままさのり)

 ■ 脇役
豊臣秀吉(とよとみひでよし) 徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 登場する武将
福島市兵衛(ふくしまいちべえ) 加藤清正(かとうきよまさ)
片桐且元(かたぎりかつもと) *野尻善七(のじりぜんしち)
可児才蔵(かにさいぞう) *祖父江左近(そふえさこん)
豊臣秀長(とよとみひでなが) *鷲尾三郎次(わしおさぶろうじ)
*福島伊助(ふくしまいすけ) *福島平次(ふくしまへいじ)
*河野鐐五郎(こうのりょうごろう) 石田三成(いしだみつなり)
豊臣秀次(とよとみひでつぐ) 牧野康成(まきのやすなり)
大野修理(おおのしゅり)


 ■ その他の登場人物
*千歳(ちとせ) *はづき
*七重(ななえ) 淀殿(よどどの)


*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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