真田騒動 恩田木工

真田騒動恩田木工
信州松代藩−五代目・真田信安のもと、政治の実権を握り放縦な生活に走った原八郎五郎を倒し、窮乏の極にある藩の財政改革に尽力した恩田木工を描く表題作。関ヶ原の戦い以来、父昌幸、弟幸村と敵対する宿命を担った真田信幸の生き方を探る「信濃大名記」。ほかに直木賞受賞作「錯乱」など、大河小説「真田太平記」の先駆を成し、著者の小説世界の本質を示す”真田もの”5編を収録。

以下収録作品
信濃大名記
碁盤の首
錯乱
真田騒動
この父その子


時代:1615年(慶長二十年)〜1757年(宝暦七年)
著者:池波正太郎
出版:新潮文庫
発行:1984年9月

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 ■ 上総介の評価

 池波正太郎さんの初期の作品集。時代は戦国からだいぶ離れてきているものもあるが、真田太平記の原点となっているような短編もあり、「真田もの」のファンにとっては必見の小説でしょう。直木賞受賞作「錯乱」をはじめ、候補作も2編収録されています。

信濃大名記 1615年(慶長二十年)〜1622年(元和八年) ★★★★☆
 ■ 主人公
真田信之(さなだのぶゆき)

 ■ 脇役
小野のお通(おののおつう)

 ■ 登場する武将
徳川家康(とくがわいえやす) 真田幸村(さなだゆきむら)
鈴木右近(すずきうこん)

 ■ その他の登場人物
小松(こまつ)

碁盤の首 1616年(元和二年)〜1619年(元和五年) ★★★☆☆
 ■ 主人公
*馬場主水(ばばもんど)

 ■ 脇役
*小川治郎右衛門(おがわじろうえもん)

 ■ 登場する武将
真田信幸(さなだのぶゆき)

 ■ その他の登場人物
*伊佐(いさ)

錯乱 1658年(明暦四年) ★★★★★
 ■ 主人公
真田信幸(さなだのぶゆき)

 ■ 脇役
*堀平五郎(ほりへいごろう)

 ■ 登場する武将
*師岡治助(もろおかじすけ) *堀主膳(ほりしゅぜん)
玉川左門(たまがわさもん) *中沢主水(なかざわもんど)
*矢島九太夫(やじまきゅうだゆう) 酒井忠清(さかいただきよ)

 ■ その他の登場人物
*久仁(くに) *寅之助(とらのすけ)
*市兵衛(いちべえ)

真田騒動 1749年(寛延二年)〜1757(宝暦七年) ★★★★★
 ■ 主人公
恩田木工(おんだもく)

 ■ 脇役
原八郎五郎(はらはちろうごろう)

 ■ 登場する武将
彦坂小四郎(ひこさかこしろう) 望月主米(もちづきしゅめ)
望月治部左衛門(もちづきじぶざえもん) 真田信安(さなだのぶやす)
岩崎四兵衛(いわさきしへえ) 小山田平太夫(おやまだへいだゆう)
山口正平(やまぐちしょうへい) 井上半蔵(いのうえはんぞう)
駒井理右衛門(こまいりえもん) 田村半右衛門(たむらはんえもん)
真田幸弘(さなだゆきひろ) 柳生俊峯(やぎゅうとしみね)
恩田左助(おんださすけ)

 ■ その他の登場人物
みつ 内川小六(うちかわころく)
お登喜の方(おときのかた) 大沢晏全(おおさわあんぜん)
亀次郎(かめじろう) 幾五郎(いくごろう)
八田嘉助(やたかすけ) 成聞和尚(せいぶんおしょう)

その父その子 1720年(享保五年)〜1756年(宝暦六年) ★★★★☆
 ■ 主人公
駒井理妙斎(こまいみょうさいん) 駒井理右衛門忠蔵(こまいりえおもんただぞう)

 ■ 脇役
真田信弘(さなだのぶひろ)

 ■ 登場する武将
真田幸道(さなだゆきみち) 大沢源七郎(おおさわげんしちろう)
真田信安(さなだのぶやす)

 ■ その他の登場人物
三倉屋徳兵衛(みくらやとくべえ) 妙(たえ)
三倉屋徳兵衛(豊太郎)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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