日輪を狙う者

日輪を狙う者
三河一向一揆のさなか、非業に命を落とした旗本―。その息子たちは、すべてを失い、故郷を逐われた…。二十年後、兄は隠然たる力を持つ山伏、弟は世の蔑みを受けるはぐれ山賊となっていた。汚れた日々の彼方に武士の世界を夢見て―。そんな彼らの前に、旧主家康が現れる。本能寺の変によって絶体絶命となった姿で…。



時代:1563年(永禄六年)〜1582年(天正十年)
著者:高橋直樹
出版:中公文庫
発行:2000年1月



単行本はこちら
日輪を狙う者

以下の書店で購入できます。


Amazon.co.jp アソシエイト
日輪を狙う者
 を買う



日論を狙う者

を買う



日輪を狙う者
を買う


 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 舞台となるのは一向一揆から本能寺の変後の家康の伊賀越えという珍しい設定です。徳川家旗本の子の二人が家康に復讐を誓い、つけねらう展開なので主人公は架空の人物です。それでもかなり面白い作品で高橋氏の力量を感じます。

 ■ 主人公
*助法師(すけぼうし)

 ■ 脇役
*マサ

 ■ 登場する武将
松平金助(まつだいらしんすけ) 蜂谷半之丞(はちやはんのじょう)
徳川家康(とくがわいえやす) 松平康忠(まつだいらやすただ)
*室田弥平治(むろたやへいじ) 酒井忠次(さかいただつぐ)
石川数正(いしかわかずまさ) 服部半蔵(はっとりはんぞう)
多羅尾四郎兵衛(たらおしろうひょうえ) 本多平八郎(ほんだへいはちろう)
柘植三之丞(つげさんのじょう) 米地九左衛門(よねちきゅうざえもん)

 ■ その他の登場人物
*アズサ *舞穂(まほ)
*石部弥十郎(いしべやじゅうろう) *原田杢(はらだもく)
*印代判官(いじろほうがん) *城戸小平太(きどこへいた)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

Copyright 2002 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke