仇花

仇花 (光文社文庫も 16-1 光文社時代小説文庫)
諸田玲子
光文社 2007-03

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怒声と哄笑、砂煙をあげて駆ける人馬－覇者・家康が治める江戸。争乱のるつぼで生まれ育ったお六は、そんじょそこらの小娘ではない。愛くるしい笑顔の内に、とてつもない図太さを秘めていた。栄耀栄華を手に入れたい、我が手で天下を取りたい。－恋も財も地位も、すべてを欲しがった女、徳川家康最後の側室・お六。その激しくも儚い生涯を描く傑作長編。

時代：1600年（慶長五年）～1625年（寛永二年）
著者：諸田玲子
出版：光文社文庫
発行：2007年3月

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■　上総介の評価　★★★★☆
徳川家康の最後の側室・お六を描いた作品。気性が激しく、野心の強い女性で権勢をふるった女性として描かれています。
■　主人公
お六（おろく）

■　脇役
徳川家康（とくがわいえやす）	お勝（おかつ）
＊黒田千之助（くろだせんのすけ）

■　登場する武将
黒田五左衛門（くろだござえもん）	＊辻脇四郎三郎（つじわきしろうさぶろう）
＊庄司甚右衛門（しょうじじんえもん）	＊江戸與兵衛（えどよへえ）
＊庄司傳十郎（でんじゅうろう）	植村家政（うえむらいえまさ）
本多正純（ほんだまさずみ）	徳川秀忠（とくがわひでただ）

■　その他の登場する人物
庄司甚右衛門（しょうじじんえもん）	＊玖美（くみ）
＊真佐女（まさめ）	＊与志江（よしえ）
＊お紺（おこん）	阿茶局（あちゃのつぼね）
お奈津（おなつ）	＊小猿（こざる）
＊小夜（こや）	お仙（おせん）
お茶阿（おちゃあ）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人