流星　お市の方 流星―お市の方〈上〉 永井 路子 文藝春秋 2005-03 売り上げランキング : 67800 Amazonで詳しく見るby G-Tools 激動の戦国時代に、織田信長という風雲児の妹に生まれたがため、またその比類なき美貌ゆえに、お市の方は激しく厳しい運命を生きる。近隣の国々を切り従え、天下を狙う兄・信長。その兄と対決せざるを得ない最愛の夫・浅井長政との日々加速する抗争のはざまに身を置き、お市は苦難にみちた生涯の一歩を踏み出したのである。 流星―お市の方〈下〉 永井 路子 文藝春秋 2005-03 by G-Tools お市の方の兄である織田信長と、五年の月日を共に過ごし、四人の子まで授かった夫の浅井長政が、互いに裏切りあい、憎悪をあらわに激突した。お市は信長の天下への野望に共感しながらも、この兄の滅亡を願わずにはおられない。生き抜くためには親子兄弟でさえ争わねばならなかった戦国の世を、懸命に生きようとした女性の悲劇。 時代：1551年（天文二十年）〜1582年（天正十年） 著者：永井路子 出版：文春文庫 発行：2005年031月 以下の書店で購入できます。 流星―お市の方〈上〉 流星―お市の方〈下〉 を買う 流星（上） 流星（下） を買う 流星　お市の方　上 流星　お市の方　下  を買う 流星（上）新装版 流星（下）新装版 を買う 　■　上総介の評価　★★★★★ 　サブタイトルにあるとおり、信長の妹・お市の方の生涯。まずは戦国の世の大名の娘たちの立場にまず驚かされる。現代でいうまさに外交官的立場の女性の立場を前提とした内容に大変興味を持った。今まで読んだ本に登場するお市とは違った印象である。きっと織田家のために戦ったお市の心は茶々に受け継がれていったのであろう。しかし、最初のほうに出てきたお濃も大変印象に残る人物に描かれていたが、途中で消えた。はて？彼女の最後はどうなったのだろうか。 　■　主人公 お市の方（おいちのかた） 　■　脇役 織田信長（おだのぶなが） 浅井長政（あざいながまさ） 濃姫（のうひめ） 　■　登場する武将 林通勝（はやしみちかつ） 平手政秀（ひらでまさひで） 平手五郎右衛門（ひらでごろうえもん） 堀田道空（ほったどうくう） 斎藤道三（さいとうどうさん） 森三左衛門（もりさんざえもん） 柴田権六（しばたごんろく） 徳川家康（とくがわいえやす） 藤掛永勝（ふじかけながかつ） 不破光治（ふわみつはる） 浅井久政（あざいひさまさ） 佐々成政（さっさなりまさ） 池田恒興（いけだつねおき） 磯野員昌（いそのかずまさ） 足利義昭（あしかがよしあき） 前波吉継（まえなみよしつぐ） 羽柴秀吉（はしばひでよし） 織田信孝（おだのぶたか） 木村重茲（きむらしげこれ） ＊野村勝次郎（のむらかつじろう） 山路正国（やまじまさくに） 佐久間盛政（さくまもりまさ） 中村文荷斎（なかむらぶんかさい） 前田利家（まえだとしいえ） 　■　その他の登場人物 ＊小雪（こゆき） お犬の方（おいぬのかた） ＊内藤庄助（ないとうしょうすけ） ＊かの 茶々（ちゃちゃ） 万福丸（まんぷくまる） お初（おはつ） おごう お徳（おとく） ＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2006.05.22
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