最上義光 伊達・上杉と死闘を演じた出羽の勇将

最上義光(もがみよしあき) 伊達・上杉と死闘を演じた出羽の勇将
456966654X 中村 晃

PHP研究所 2006-08-02
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山形の小大名だった最上家を、東北屈指の大名にした最上義光。父との不和から跡目を争うことになるが、弟を倒して家督を継ぎ、山形地方を制圧する。その後も恐るべき謀略と戦術で伊達・上杉らと互角に戦い、見事出羽五十七万石を手にする。しかし最後に彼を待ちうけていたのは因縁ともいうべき運命だった…。「出羽の狐」と呼ばれた男の波乱に満ちた生涯を描く人物小説。


時代:1562年(永禄五年)〜1622年(元和八年)
著者:中村晃
出版:PHP文庫
発行:2006年08月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 最上義光の生涯と、彼の没後の最上家改易の顛末について描かれています。上杉側から書かれた本に登場する義光は、権力になびいていく姑息な描かれ方をしますが、この本では家を残すための謀略を尽くしている姿が描かれ、その努力が報われていないのが皮肉な結果となっています。

 ■ 主人公
最上義光(もがみよしあき)

 ■ 脇役
氏家尾張守(うじいえおわりのかみ) 徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 登場する武将
最上義守(もがみよしもり) 伊達晴宗(だてはるむね)
最上義時(もがみよしとき) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
伊達輝宗(だててるむね) 草刈将監(くさかりしょうげん)
天童頼久(てんどうよりひさ) 延沢能登守(のべざわのとかみ)
志村伊豆守(しむらいずのかみ) 白鳥十郎(しらとりじゅうろう)
鮭延秀綱(さけのぶひでつな) *武藤光安(むとうみつやす)
*川越中務少輔(かわごえなかつかさしょうゆう) 大江高基(おおえたかもと)
最上義康(もがみよしやす) 橋間勘十郎(はしまかんじゅうろう)
上野山満兼(かみのやまみつかね) 里見越後(さとみえちご)
伊達政宗(だてまさむね) 武藤義氏(むとうよしうじ)
直江兼続(なおえかねつぐ) 中山玄蕃(なかやまげんば)
東禅寺右馬頭(とうぜんじうまのかみ) *草岡右市之助(くさおかういのすけ)
最上家親(もがみいえちか) 豊臣秀次(とよとみひでつぐ)
石田三成(いしだみつなり) 上杉景勝(うえすぎかげかつ)
下吉忠(しもよしただ) 一栗兵部(いちのくりひょうぶ)
最上義親(もがみよしちか) 徳川秀忠(とくがわひでただ)
最上義俊(もがみよしとし)

 ■ その他の登場する人物
義姫(よしひめ) 大崎殿(おおさきどの)
*日吉姫(ひよしひめ) *快実(かいじつ)
*岌讃專阿(ぎゅうさんせんあ) 駒姫(こまひめ)
北政所(きたまんどころ) 清水御前(しみずごぜん)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2006.11.20
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