鷹ノ羽の城

鷹ノ羽の城
大友義鑑のいたずら心から、肥後の巨漢武将と南蛮女との間に子が生まれた。容貌のため人鬼と称された彼は、父から嫌われ周囲から怖れられつつ、堂々たる偉丈夫に成長する。彼が合戦の先頭に立つと、敵はその迫力に逃げ腰となった。怪異な容貌と優しい心をもつ混血武士の数奇な人生を描く、異色歴史小説。








時代:1548年(天文十七年)〜1579年(天正七年)
著者:白石一郎
出版:講談社文庫
発行:1981年2月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 肥後の豪族・和仁氏に異様な赤ら顔で目が輝き、幼い頃から毛深く、手足が熊のような大男がいた。著者はこの話を知り、混血児ではないかと考え、どういう事情で混血児が誕生したのかを空想し、この小説ができたといいます。若干史実とは異なる部分もありますが、大変面白い著者の若き日の長編小説です。

 ■ 主人公
和仁人鬼(わにじんき)


 ■ 脇役
和仁弾正(わにだんじょう) *梶川玄馬(かじかわげんば)

 ■ 登場する武将
大友義鑑(おおともよしあき) *小代宗全(しょうだいそうぜん)
和仁親実(わにちかざね) *辺春親貞(べはるちかさだ)
*佐久間源吾(さくまげんご) 大友宗麟(おおともそうりん)
龍造寺隆信(りゅうぞうじたかのぶ) 新納武蔵守(にいろむさしのかみ)


 ■ その他の登場人物
*お里(おさと) *加賀美幻心(かがみげんしん)
*ゆかり *かな女(かなめ)
*舞殿七兵衛(まいどのしちべえ) *妙(たえ)
*蓉姫(ようひめ) *武家(たけいえ)
アルメイダ *弓丸(ゆみまる)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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