本多の狐

　本多の狐　徳川家康の秘宝

本多の狐―徳川家康の秘宝 (講談社文庫)
羽太雄平
講談社 1995-01

by G-Tools

日光東照宮に隠された徳川家康の遺産とは何か？その争奪をめぐって、史上最強の忍者集団「本多の狐」が登場。対するは伊賀忍軍と柳生新陰流。その攻防は痛快無比の展開をみせる。坂崎出羽守の遺児を芯に据え、天海僧正や柳生十兵衛、本多正純などが活躍するスペクタクル雄篇！第2回時代小説大賞受賞。

時代：1631年（寛永八年）～1637年（寛永十四年）
著者：羽太雄平
出版：講談社文庫
発行：1995年1月

以下の書店で購入できます。

本多の狐
を買う

本多の狐
を買う

本多の狐 
を買う

本多の狐
を買う

■　上総介の評価　★★★★★
徳川家康が残したという権現遺産を巡って、坂崎出羽守の遺児平四郎を中心に加賀本多家の忍「本多の狐」が服部半蔵と伊賀忍軍・柳生新陰流集団と戦う伝奇小説。本多政重・正純、明石掃部、柳生宗矩・十兵衛などが登場し、さらには天海、沢庵まで登場させて、ワクワクするような展開に仕上がっていて、とても面白い本です。
■　主人公
＊浮田平四郎（うきたへいしろう）

■　脇役
本多政重（ほんだまさしげ）

■　登場する武将
服部正重（はっとりまさしげ）	明石掃部助（あかしかもんのすけ）
本多正純（ほんだまさずみ）	柳生宗矩（やぎゅうむねのり）
柳生十兵衛（やぎゅうじゅうべえ）	前田利常（まえだとしつね）
徳川家光（とくがわいえみつ）	土井利勝（どいとしかつ）

■　その他の登場する人物
南光坊天海（なんこうぼうてんかい）	豪姫（ごうひめ）
＊お浜（おはま）	＊与兵衛（よへえ）
＊おしろ	沢庵（たくあん）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人