謀将北条早雲

4041633443 謀将 北条早雲〈上〉 (角川文庫)
角川書店 2005-12

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文明八年、駿河の有力守護大名・今川義忠が急死した。後継をめぐる家中の対立に、幼少の嫡子・竜王丸の母・千冬(北川殿)は、弟・伊勢新九郎(北条早雲)を後ろ盾とすべく、駿河に招く。すでに、応仁の乱の勃発で室町幕府の支配は揺らぎ、実力ある者が上に立つ、新しい時代が始まろうとしていた。それは、己の可能性に賭ける最大の機会の到来でもあることを、新九郎は敏感に察知していた…。戦国の幕をあけた梟雄の知略を描く歴史長編。

4041633451 謀将 北条早雲〈下〉 (角川文庫)
角川書店 2005-12

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今川家当主に甥・竜王丸を据えた伊勢新九郎(北条早雲)は、所領を得て興国寺城主に封じられた。関東に覇を唱えるという遠謀を抱く新九郎は、隣国・伊豆を奪取する機会を窺う。衰えたとはいえ、幕権を担う堀越公方の存在がそれを阻んでいた。京都では、次期将軍をめぐる対立が激化し、情報戦を制した新九郎は遂に大義名分を得る。宿敵・足利茶々丸との死闘の行方は―。後北条氏五代百年の礎を築いた戦国大名の知謀を描く歴史長編。


時代:1461年(寛正二年)〜1519年(永正十六年)
著者:南原幹雄
出版:角川文庫
発行2005年12月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 伊勢新九郎こと北条早雲の生涯を書いた長編、上下二巻です。姉で今川義忠の妻・北川殿との関係や、足利茶々丸との死闘など、なかなか面白い設定を数々駆使していて、最後まで興味深く読めました。

 ■ 主人公
伊勢新九郎(いせしんくろう)

 ■ 脇役
北川殿(きたがわどの) 雪舟(せっしゅう)
足利茶々丸(あしかがちゃちゃまる)

 ■ 登場する武将
大道寺太郎(だいどうじたろう) *江原寛右衛門(えばらかんえもん)
伊勢盛定(いせもりさだ) 荒木兵庫(あらきひょうご)
今川義忠(いまがわよしただ) 足利義視(あしかがよしみ)
*在竹梅之助(ありたけうめのすけ) *山中鷹二郎(やまなかたかじろう)
*多目右馬助(ためうまのすけ) *大道寺鯉四郎(だいどうじこいしろう)
小鹿範満(おじかのりみつ) 足利義政(あしかがよしまさ)
細川政元(ほそかわまさもと) *朝比奈泰盛(あさひなやすもり)
*庵原監物(いはらけんもつ) 足利政知(あしかがまさとも)
大森定頼(おおもりさだより) 伊勢氏綱(いせうじつな)

 ■ その他の登場人物
*入生田の蛍(いりうだのほたる) *伊吹(いぶき)
*松田の山かがし(まつだのやまかがし) *伊勢新三郎(いせしんさぶろう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2010.05.31

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