秀吉と武吉 目を上げれば海

4101133220 秀吉と武吉―目を上げれば海
城山 三郎
新潮社 1990-12

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戦国末期、瀬戸内海の村上水軍を率いて独立自存の勢力を誇っていた海賊の総大将・村上武吉。毛利一族などとの争いの末に獲得した徴税権と領土が、天下統一を狙う豊臣秀吉に奪われそうになった時、武吉はいかにして、それと戦ったのか。いかなる権力にも臣従することなく、己れの集団を守りぬいた武吉の生涯を通じ、時代の転換期における指導者のあり方を示唆した歴史小説。


時代:1555年(天文二十四年)〜1604年(慶長九年)
著者:城山三郎
出版:新潮文庫
発行:1990年12月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 秀吉に最後まで屈しなかった海賊大将・村上武吉。彼の独立勢力としての前半生の栄光と悲惨な後半生を描いた小説。
ワクワクするようなストーリーが展開されて楽しめます。著者の得意のビジネス本的な要素はあまり感じられないので、歴史小説として読めます。

 ■ 主人公
村上武吉(むらかみたけよし)

 ■ 脇役
小早川隆景(こばやかわたかかげ) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)

 ■ 登場する武将
村上元吉(むらかみもとよし) *御免新兵衛(ごめんしんべえ)
*村上頼広(むらかみよりひろ) 来島通康(くるしまみちやす)
毛利元就(もうりもとなり) 毛利隆元(もうりたかもと)
吉川元春(きっかわもとはる) 村上景親(むらかみかげちか)
毛利輝元(もうりてるもと) 安国寺恵瓊(あんこくじえけい)
来島通総(くるしまみちふさ) 村上吉充(むらかみよしみつ)
吉川広家(きっかわひろいえ)

 ■ その他の登場人物
*おふう *おうめ

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2006.07.20
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