沙也可 義に生きた降倭の将

4342625601 沙也可―義に生きた降倭の将
江宮 隆之
結書房 2005-12

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この戦さに大義などない-。謎のベールに包まれた武将・沙也可をモデルに、秀吉の朝鮮出兵が招いた凄惨な戦いの中で、祖国を捨て、朝鮮の民とともに生きる道を選んだ鈴木孫次郎と雑賀衆の姿を描いた大河小説。


時代:1575年(天正三年)〜1642年(寛永十九年)
著者:江宮隆之
出版:桐原書店
発行:2005年12月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 出生が不明である朝鮮出兵時の降倭の武将・沙也可を主人公とした小説。設定は雑賀孫市の次男・孫次郎。彼が降倭となるまでの経緯とその後の活躍を中心に、人としての義を重んじて戦った人物として描かれています。

 ■ 主人公
鈴木孫次郎(すずきまごじろう)

 ■ 脇役
加藤清正(かとうきよまさ) 小西行長(こにしゆきなが)

 ■ 登場する武将
*鈴木半左衛門(すずきはんざえもん) 鈴木孫市(すずきまごいち)
織田信長(おだのぶなが) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
*木戸義兵衛(きどぎへえ) 宗義智(そうよしとし)
毛谷村六助(けやむらろくすけ) 石田三成(いしだみつなり)

 ■ その他の登場する人物
*岡太郎次郎(おかたろうじろう) *岩室坊(いわむろぼう)
*音羽の三郎(おとはのさぶろう) *城戸三四郎(きどのさんしろう)
*立岩三介(たていわさんすけ) *九龍(くりゅう)
*清香姫(さやかひめ) 郭再祐(かくさいゆう)
李鵬寿(いふぉんす) *清蘭(ちょんらん)
*土橋守隆(どばしもりたか) *鈴木源内(すずきげんない)
*清華(ちょんふぁ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2007.10.18
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