秀吉夢のまた夢 秀吉 夢のまた夢 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ) 鈴木 輝一郎 小学館 2002-02 by G-Tools 朝鮮出兵で加藤清正の兵糧方・後藤与三郎達は講和の後、最前線に取り残された。尼寺を占拠し、略奪と淫虐の限りをつくす日本兵。だが、仲間は次々と殺され、消えていく。朝鮮の美しい尼僧と日本軍の落ち武者の酸鼻極まる意外な結末を描く『雲雀』他、秀吉の夢・朝鮮出兵にまつわるオカルティックな時代小説、『あとひとつ』『背にふれてはなりませぬ』二篇を収録。日本推理作家協会賞受賞作家の奔放な可能性を示す力作ばかり。 以下収録作品 ・雲雀―後藤与三郎 ・あとひとつ―加藤清正 ・背にふれてはなりませぬ―豊臣秀吉 時代：1592年（文禄元年）〜1611年（慶長十六年） 著者：鈴木輝一郎 出版：小学館文庫 発行：2002年03月 以下の書店で購入できます。 秀吉夢のまた夢  を買う 秀吉夢のまた夢 を買う 秀吉夢のまた夢 を買う 　■　上総介の評価 　朝鮮出兵にまつわるホラー作品が三編入った短編集です。全体の三分の二ぐらいが「雲雀」という作品になります。太閤秀吉の出世に感化され、加藤清正の楯衆となった後藤与三郎の物語です。大儀名分のない朝鮮出兵で心が荒んだ彼らの行動と最前線に取り残された恐怖。次第に仲間の行動に不審を感じ始める与三郎の思考を絶妙に描いています。 雲雀　1593年（文禄二年）　★★★★☆ 　■　主人公 ＊後藤与三郎（ごとうよさぶろう） 　■　脇役 ＊雲雀（うんじゃく） 　■　登場する武将 ＊中村虎之助（なかむらとらのすけ） ＊山下五郎八郎（やましたごろうはちろう） ＊末角要次郎（すえかどようじろう） 加藤清正（かとうきよまさ） 　■　その他の登場人物 李如松（りじょしょう） ＊平太（へいた） ＊権左（ごんざ） ＊均三（きんぞう） あとひとつ　1592年（文禄元年）〜1611年頃（慶長十六年頃）　★★★☆☆ 　■　主人公 加藤清正（かとうきよまさ） 　■　登場する武将 豊臣秀吉（とよとみひでよし） 小西行長（こにしゆきなが） 背にふれてはなりませぬ　？〜1597年（慶長二年）　★★★☆☆ 　■　主人公 豊臣秀吉（とよとみひでよし） 　■　その他の登場人物 ＊鶴太（つるた） ＊女 ＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人 with Ajax Amazon

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