幻の観音寺城

4167282097 幻の観音寺城 (文春文庫)
南条 範夫
文藝春秋 1986-09

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抗争渦巻く戦国乱世、近江の名門六角氏の本拠・観音寺城で何が起ったか―城主高頼の嫡子氏綱の急逝で残されたのは幼い嫡孫義実と京育ちの絶世の美女月の方だった。家督を継承できなかった次子定頼の邪悪な執念が燃えたぎる。甲賀者が活躍し、城盗りの策謀に明け暮れる乱世で、残虐な武将の野望にさらされる美女の運命は?


時代:1542年頃(天文十一年頃)〜1587年(天正十五年)
著者:南條範夫
出版:文春文庫
発行:1986年9月

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 ■ 上総介の評価 ★★★

 六角定頼・義賢・義治がかなり陰謀好きに描かれてます。どうしてもそういうイメージになる六角氏。それに対して嫡流は潔い人たち。脇役ですが、浅井親子の行動や考えなどが描かれており、面白かったです。

 ■ 主人公
六角義賢(ろかっくよしかた)

 ■ 脇役
六角定頼(ろっかくさだより) 浅井長政(あざいながまさ)

 ■ 登場する武将
六角高頼(ろっかくたかより) 六角氏綱(ろっかくうじつな)
六角義実(ろっかくよしざね) 六角義治(ろっかくよしはる)
後藤賢豊(ごとうかたとよ) *目賀田正忠(めがたまさただ)
*楢崎宗近(ならざきむねちか) *三上忠通(みかみただみち)
*三雲安宗(みくもやすむね) *小鯖近六(おさばきんろく)
浅井久政(あざいひさまさ) *宇津呂貞高(うつろさだたか)
*蜂屋行直(はちやゆきなお) 六角義秀(ろっかくよしひで)
*後藤又三郎(ごとうまたさぶろう) 蒲生賢秀(がもうかたひで)
六角義定(ろっかくよしさだ) *進藤貞治(しんどうさだはる)
杉谷善住(すぎたにぜんじゅう) 蒲生氏郷(がもううじさと)
六角義郷(ろっかくよしさと)

 ■ その他の登場人物
*月の方(つきのかた) *小岐丸(こきまる)
*きく *次郎丸(じろうまる)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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