雑賀六字の城

雑賀六字の城
元亀元(1570)年9月、大坂石山の浄土真宗本願寺第11代顕如上人から「身命をかえりみず信長と戦え」という檄文が、紀州雑賀の荘に届いたとき、勇猛できこえた雑賀門徒たちは興奮にわいた。いよいよ織田信長との決戦である。雑賀衆の頭領のひとり小谷玄意の3男七郎丸は、この戦雲のなか熱い青春を送る。









時代:1576年(天正四年)〜1577年(天正五年)
著者:津本陽
出版:文春文庫
発行:1987年7月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 鉄砲と水軍で織田信長に徹底抗戦した紀州・雑賀衆の話。主人公は架空の人物・小谷七郎丸。信長を天王寺砦で狙撃して負傷させた人物として描かれます。彼の初陣から成長していく様と雑賀衆の絶望的な戦いが、彼らの勇猛さにつながっていったと感じます。

 ■ 主人公
*小谷七郎丸(おだにしちろうまる)


 ■ 脇役
*牛楠(うしぐす)

 ■ 登場する武将
*小谷玄意(おだにげんい) *和歌吉太夫(わかきちだゆう)
*小谷太郎右衛門(おだにたろうえもん) *狐島左衛門太夫(こじまさえもんだゆう)
*小谷左近(おだにさこん) 鈴木孫一(すずきまごいち)
土橋平次(どばしへいじ) 真鍋主馬兵衛(まなべしゅめひょうえ)


 ■ その他の登場人物
*おみつ *お犬(おいぬ)
*つる

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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