名古屋城復元天守閣

名古屋城は関ヶ原の合戦後、徳川家康が江戸幕府の安泰のために、東海道の要所として、また大坂城の豊臣家への備えとして築城されました。

家康は、慶長15年(1610)に加藤清正・福島正則等の諸大名20名に普請を命じ、2年後に天守閣や諸櫓がほぼ完成。その後本丸御殿や二之丸御殿が順次完成しました。
初代藩主は家康の九男・徳川義直で、明治維新をむかえるまで約250年間、名古屋城は徳川御三家筆頭・尾張徳川家の居城として栄えました。

第二次世界大戦中の昭和20年(1945)に名古屋空襲の際に、大・小天守閣、本丸御殿が焼失しましたが、櫓と門の一部、および本丸御殿障壁画の一部は焼失をまぬがれ、国の重要文化財に指定されています。

新世紀・名古屋城博が平成17年3月19日〜6月19日まで開催されていました。天守閣の金鯱がはずされ、直接手で触れるようになっています。
また、本丸御殿の復元を目指しているようです。

【 場 所 】 愛知県名古屋市
【開館時間】 9:00〜16:30
         (閉門 17:00。ただし、天守閣入場は16:10までで、16:30には閉館)
【休 館 日】 12月29日〜12月31日、1月1日
【入 館 料】

個  人 団体(30人以上)
一 般 小人(中学生以下) 一 般 小人(中学生以下)
500円 100円 450円 90円

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【交通案内】 正門へはJR名古屋駅より市バス・名古屋城正門前下車
         東門へは地下鉄・名城線「市役所」下車、市バス・市役所下車

名古屋城天守閣地図

加藤清正像

名古屋能楽堂の側にある加藤清正像。外人さんが見とれていた(笑)

清正石

築城時に本丸を受け持った加藤清正が運んだ石と伝えられる。縦2m余り、横6m余り。重量は測定不能。

天守閣内にある博物館に展示してある籠。ただし写真撮影禁止!(撮ってから気がついた)

清正公石曳きの像

二の丸敷地内にある。清正は築城の名手で、名古屋城築城にも参加。巨石の運搬に際して自ら音頭をとって木遣り(きやり)を歌わせ、人夫に石を運ばせたと伝えられています。そのときのポーズをイメージした像なのでしょうか?

西南隅櫓

「未申櫓」ともいう。明治24年の濃尾大地震で崩壊したが、大正12年に復旧した。

本丸御殿跡

現在は基礎だけが残る本丸御殿跡。その絢爛豪華な建物は、京都・二条城二の丸御殿と並んで書院造りの双璧をなしていたという。天守などとともに昭和20年に戦火で焼失。残念。

新世紀・名古屋城博

この期間は通常の入場料の二倍の1000円。その代わり、金シャチが触れます。(金シャチは撮影禁止でガードが固かったです)ちなみに金シャチは純金で、名古屋城天守の再建に伴い、昭和34年に再鋳造されたもので、目の玉が前にかたよっているのがメスだ。

2005.06.10撮影


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