深谷城址公園

 深谷城は、山内上杉氏から分かれた深谷上杉氏の上杉房憲が康正二年(1456)に古河公方に備えて築城したことに始まります。以降、134年間に渡って深谷上杉氏の居城となりました。
 しかし、豊臣秀吉の小田原攻めで開城し、江戸時代には松平氏、酒井氏が城主となったが、寛永十一年(1634)に廃城となり、以降は宿場町として栄えています。

 現在の深谷城址公園と深谷小学校が深谷城の城地であったと思われていますが、遺構はあまり残っていないようです。


【 場 所 】 埼玉県深谷市田谷
【交通案内】 JR深谷駅から徒歩約15分


深谷城址公園地図

深谷城址碑

深谷小学校敷地内にある深谷城址碑。

深谷城外濠跡

富士浅間神社にある外濠跡であるが、池と水路に名残をとどめるだけです。

高台院

上杉氏の家臣高橋永明が創建した。深谷城築常時の鎮守・永明稲荷社と土塁もある。

上杉憲賢と高泰姫の墓

高台院内にある深谷上杉三代当主・憲賢とその室・高泰姫の墓。


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2007.3.11撮影
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