(鑁阿寺)

鑁阿寺 楼門・太鼓橋

源姓足利氏2代目義兼が建久7年(1196年)に自らの邸内に持仏堂を建て、守り本尊として大日如来を祀ったのが始まりで、3代目義氏が堂塔伽藍を整備し足利氏一門の氏寺としまた。周囲に土塁と堀をめぐらした寺域は、ほぼ正方形で約40,000uあり、鎌倉時代の武士の屋敷(平城)の面影を今に伝えている。国・県・市の重要文化財が数多くあり、歴史の宝庫。

また、すぐ隣には「日本最古の総合大学」といわれる史跡足利学校があるが、その創設については諸説があり、鎌倉時代の初期、足利氏の2代目義兼が一族の学問所として興したとする説が有力とされている。
天文年間(1532〜1554年)の頃には、全国から学徒三千人が集まったといわれ、当時の日本を代表する学校として、易学や儒学を中心に実践にも役立つ学問を教えていたという。
スペインの宣教師フランシスコ・ザビエルにより「日本国中、最も大にして最も有名な坂東の大学」として世界に紹介された。

【 場 所 】 栃木県足利市家富町2220
【休 館 日】 なし
【入 館 料】 境内に入るのは無料
         本堂、一切経堂内拝観は一人500円
鑁阿寺ホームページ

以下、史跡足利学校の内容
【 場 所 】 栃木県足利市家富町2338
【開館時間】  4月〜9月 9:00 〜 17:00(受付は16:30まで)
         10月〜9月 9:00 〜 16:30(受付は16:00まで)
【休 館 日】 第3月曜日、年末・年始(12月29日〜1月3日)
【入 館 料】
一般 高校生
400円 210円


史跡足利学校ホームページ
【交通案内】 JR両毛線足利駅下車、徒歩約15分
         東武伊勢崎線足利市駅下車、徒歩約20分

足利氏宅跡地図

足利氏宅跡碑

楼門・太鼓橋のそばには足利氏宅跡の石碑が建っている。

寺は正方形となっており、立派な堀で囲まれている。

本堂

国の重要文化財となっている本堂。

鐘楼

建久七年に足利義兼が建立したという鐘楼。元禄時代に再建され、国の重要文化財となっている。

史跡足利学校

前の道路にある歩道橋の上から全貌を撮影。

学校門

寛文八年(1668年)創建の門。

孔子廟

寛文八年(1668年)に徳川幕府四代将軍家綱のときに造営された聖廟。

北庭園

池と築山からなる築山泉式庭園。亀のように見える水際と南庭園には鶴が羽ばたくように見える水際がある。


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2006.02.03撮影
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