侍

侍
藩主の命によりローマ法王への親書を携えて、「侍」は海を渡った。野心的な宣教師ベラスコを案内人に、メキシコ、スペインと苦難の旅は続き、ローマでは、お役目達成のために受洗を迫られる。七年に及ぶ旅の果て、キリシタン禁制、鎖国となった故国へもどった「侍」を待っていたものは―。政治の渦に巻きこまれ、歴史の闇に消えていった男の"生"を通して、人生と信仰の意味を問う。



時代:1612年(慶長十七年)〜1624年(寛永元年)
著者:遠藤周作
出版:新潮文庫
発行:1986年6月


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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 支倉常長の物語です。出てくる人物が実在のものなのか良くわかりませんが、奥羽の閉鎖的な社会の暗さがあります。そこから抜け出した六右衛門の最後が哀れ。

 ■ 主人公
長谷倉六右衛門(はせくらろくうえもん) *ベラスコ


 ■ 脇役

 ■ 登場する武将
*石田某 *白石某
*長谷倉勘三郎(はせくらかんざぶろう) *松木忠作(まつきちゅうさく)
*田中太郎左衛門(たなかたろうざえもん) *西九助(にしきゅうすけ)


 ■ その他の登場人物
*与蔵(よぞう) *ディエゴ
*清八(せいはち) *一助(いちすけ)
*大助(だいすけ) *ヴァレンテ神父

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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