黄金の牙

　黄金の牙 伊賀の影法師

伊賀の影法師黄金の牙 (学研M文庫)
火坂雅志
学習研究社 2002-02

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許すまじ、信長!天正九年、織田信長は伊賀の国を蹂躪し、老人、女子供にいたるまで殺戮の限りを尽くした。任務のため国を離れていた伊賀忍者・舞十蔵は、一面の焦土と化した故国の惨状、さらには妹千鳥が陵辱されかつ惨殺されたことを知る。信長への復讐を心に誓った十蔵は、伊賀残党狩りをくぐりぬけ、必殺の三連発銃を手に信長に迫る。そして舞台はついに本能寺へと…。

時代：1581年（天正九年）～1582年（天正十年）
著者：火坂雅志
出版：学研Ｍ文庫
発行：2002年2月

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■　上総介の評価　★★★☆☆
織田信長の伊賀攻めによって一族を皆殺しにされた伊賀忍者・舞十蔵が主人公。信長の命を狙って、一人立ち向かっていくという設定です。ただし、忍者なのに鉄砲の訓練をし、これで信長を倒すというもの。クライマックスは本能寺の変へ。。。可もなく不可もなくというところでしょうか。
■　主人公
＊舞十蔵（まいじゅうぞう）

■　脇役
織田信長（おだのぶなが）

■　登場する武将
滝川一益（たきがわかずます）	明智光秀（あけちみつひで）

■　その他の登場する人物
＊野吹無人斎（のぶきむじんさい）	＊姫野幻阿弥（ひめのげんあみ）
＊妙香尼（みょうこうに）	＊湛海坊（たんかいぼう）
＊黒田屋吉右衛門（くろだやきちえもん）	＊蜉蝣ノ道庵（かげろうのどうあん）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人