海王伝

　海王伝

海王伝 (文春文庫)
白石一郎
文藝春秋 1993-07

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　海と船への憧れを抱いて対馬で育った笛太郎は、海賊船黄丸の船大将となつてシャムを舞台に活躍する。バンコクは明国の海賊マゴーチの本拠地。マゴーチは笛太郎の実父だが、笛太郎が異母弟を殺したことから、親子の宿命的な対決となる。海に生きる男たちの夢とロマンを描いた直木賞受賞作『海狼説』の続篇。

著者：白石一郎
出版：文春文庫
発行：1993年7月

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■　上総介の評価　★★★★☆
直木賞受賞作品「海狼伝」の続編。実在の武将などの登場は皆無です。しかし前作の面白さを引き続き楽しめます。今回は舞台が沖縄やシャムですが、前作よりも戦闘シーンが少なめです。終わり方も続きがあるような感じですが、未だに続編は出ていないようですね。
■　主人公
＊三島笛太郎（みしまふえたろう）

■　脇役
＊雷三郎（らいさぶろう）	＊龍神牛之助（りゅじんうしのすけ）

■　登場する武将
＊金丸大次郎（かなまるだいじろう）	＊松浦武八郎（まつうらたけはちろう）
＊後藤田左門（ごとうださもん）	＊森本八郎太（もりもとはちろうた）

■　その他の登場人物
＊吉松（よしまつ）	＊平八（へいはち）
＊八助（はちすけ）	＊小矢太（こやた）
楊天生（ようてんせい）	＊姚貴（ようき）
＊馬格芝（マゴーチ）	＊プラヤー
＊スワンニー・チャーラワン	＊ヨシタカ・チャーラワン
＊ナレスワン	＊林一官
＊馬剣英

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人