落城記

落城記
九州諌早の地を領有する西郷氏が豊臣秀吉の不興をかい隣国龍造寺軍に攻略され滅亡する─この戦国の悲劇に翻弄される人間ドラマを城主の娘の視点で描く歴史長篇。向田邦子脚本でドラマ化されている。










時代:1587年(天正十五年)
著者:野呂邦暢
出版:文春文庫
発行:1984年7月


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 ■ 上総介の評価 ★★☆☆☆

 秀吉の九州征伐に参陣しなかったために滅ぼされた西郷家の悲劇を、城主の娘の目から見た物語です。地方の名門の一族の城主が優柔不断で、プライドが高く、結局秀吉への謁見のタイミングを逸して滅亡するパターン。城井一族と同じであまり新鮮味なしでした。こんな武将もいたのかという程度の本です。

 ■ 主人公
西郷純堯(さいごうすみたか) *於梨緒(おりお)


 ■ 脇役
*服部左内(はっとりさない)

 ■ 登場する武将
*宇良順征(うらじゅんせい) *芦塚主膳(あしつかしゅぜん)
*遠岳忠堯(おんたけただたか) *原田長松(はらだながまつ)


 ■ その他の登場人物
*権助(ごんすけ) *サンチェス
*イネ *七郎(しちろう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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